2005年07月26日

いっちまったよ。

最近、Barにハマッていたこともあって、
昨夜も2軒ほどハシゴをして、ご機嫌で帰宅した。

あー今日のお酒もおいしかったなあ。
最初に行った「F」の見習バーテンダー君、マスターが来なくて
一人で頑張ってたけど、カクテルの味はいまいちでしたね。残念。
その点、やっぱり「C」のマスターはセンスがいい。
店に来た女の子も可愛いかったしね。
でも致命的にサケの種類が少ないんだよなあ。
もったいないよなあ。
などと、楽しく思い返しつつ
気持ち良く酔って、床に着いた。


翌朝、訃報を聞いた。


そりゃないよ。
ヒナコさん、そりゃないでしょ。
あんまりってもんです。


おかげで私は、

ざあっと降り注ぐような蝉時雨を聞いても。

見上げる顔が緑に染まる夏木立の下に居ても。

陽を弾いてさらさら流れる川面を見下ろしても。

宵闇に渦巻き、うねり、解ける暗い流れを見つめても。

全身に受けて歩く、強い夜風の橋の中途に立ち止まっても。

見つづけるんだ、これからずっと。
彼女が私達に残していった、もう一つの風景を。


ああおまけに、こんなことまで思い出しちまった。

世界が終わる日、何をして過ごしたい?
こんな質問に、彼女はこう答えていた。

「陽の当たる畳の部屋で、寝転んで
 ゆったりと江戸戯作本を読んでいたい」



神も仏もあるもんか。
















posted by 鉄 at 22:55| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

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