2005年11月10日

これがムシキングかあ(間違い)

子供の頃、鈴虫を飼うのがご近所で流行ったことがある。

友達の家に遊びに行くと大抵玄関先にガラスの金魚鉢が置いてあって、
大きな蜆の貝殻みたいな羽の虫が数匹、ナスやきゅうりにしがみついていた。

大体、虫なんてものは人の気配を感じたら鳴き止むもんだのに、
何故玄関などという最も出入りの激しい場所に置くのかわからんが、
とにかくうちの近所ではそんな感じで飼われていたのだ。

夜、トイレに行きたくなって廊下をひたひた歩いていると、玄関の方から
リリーーーン
リリーーーーン
リリリリーーーーーーン
と聞こえてくる。近づくと、
リリーーーーン
リ・・・
不意の闖入者を咎めるかのように鳴き止む。
それでもしばらくその場でじっとしているとまた、
・・・・リ、
リリーーーン
リリーーーーン
おしっこを我慢して聴き入ったものである。

冬になると番の鈴虫は卵を地中に残して冷たくなる。
その後、卵がどうなったのかその辺の記憶がないのだが、
(あの土の中には鈴虫の子供がいるんだなあ)と想像して
地中をこっそり覗いてみたいと思ったのを覚えている。

ペット(虫をペットといえるのかどうかはさておき)を飼い
観察する楽しみは、「育てゲー」なるものが売れていることからしても
世の多くの人々が求めるものだろう。

だが、その楽しみは大きな責任を伴うものだということを
心にしかっりと刻んでおかねばならない。
でないと・・・大変なことになりますよ、というお話がこれ(表題作)。

sandkings.bmp





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2005年11月08日

くずきりが割と好き。

11月に入ってもあまり寒くならないので、
いまいち鍋ブームがやってこない鉄です。こんにちは。

去年は我が家に「豆乳鍋」旋風が吹き荒れ
週末ごとに引き上げ湯葉争奪戦が行われていた訳ですが、
シーズン初め頃は、やはりオーソドックスな水炊きや寄せ鍋を
することが多いようです。薄切り豚肉と水菜のしゃぶしゃぶ鍋なんか
大好きで夏でもよく食べますが、やっぱり簡単なのが鍋人気の理由の一つでしょうね。

昨日NHK「きよしとこの夜」を見ていたら、
白菜と豚三枚肉だけの鍋をやってましたが、これがやたらと旨そうで参った。
ダシもおでんだしにみりんを足すだけ。めちゃ簡単。作るしかない。
我が家の鍋ブームの火付け役となるか、長寿鍋。

しかし、ワハハ本舗の創立メンバーに林家こぶ平(現「正蔵」)が
いたとは知らなかったなあ。




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2005年10月31日

ハロウィンも祝っとく?

ロバート・J・ソウヤー「ハイブリッド」を読む。
[ホミニッド(原人)三部作]の完結巻となる訳だが。うーん。

これは2巻を読んだときにも思ったのだが、
1巻で感じたSFらしいワクワク感がどうも感じられないのだ。
二つの世界、異なる歴史と進化、お互いの文化に対する驚きや疑問等
実にうまく描いてあるのに今ひとつ物足りなく感じてしまうのは
贅沢というものだろうか。

消化不良の原因と思われることの一つが、
信仰(本書では主にキリスト教)をテーマとしてあることだと思う。
「日本人ほど信仰心の希薄な人種はない」とよく言われるが
確かに、生まれたときは神社へお参りに行き、
結婚式は教会のチャペルで、
葬式は坊さんがお経をあげるっていうのは
あまりよその国では聞かないだろう。
しかしこれは言い換えれば日本人の懐の深さともいえるんじゃないだろうか。
八百万といわれるくらいたくさんの神さまと付き合ってきた国民だもの、
この上2,3人増えたところで全然問題なし、ってところか。

まあこの件に関しては話すと長くなりそうなのでやめるが
SFの知識も浅く、科学やら化学やらにもてんで弱い私が
何でSFを好んで読むかというと、一つには未知への憧れがあるのだ。
未知の世界は誰のものでもない。これから体験する私達みんなのものだ。
映画でも小説でもマンガでも同じ。
心躍る体験を期待してスクリーンに向かいページをめくるのだ。

私がクリスチャンだったら、このラストに共鳴することができたのだろうか。
そんなちょっと悔しい思いが残ってしまった。

hybrids.bmp


*どうも自分で見てても字が読みづらいため、またもやデザイン変更致しました。
 でもあまりにシンプルなのでまたそのうち飽きたら変えると思います。







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2005年10月28日

粉の誘惑

私はほぼ週イチのペースでお好み焼を食べる。
広島在住なので当然「広島焼」。基本である。

広島っ子なら皆、ガキの頃の刷り込みでお好み焼の味の好み
(ややこしい)が決まっていて、ごひいきの店がある。
どんな小さな町内にも必ず1軒か2軒お好み焼屋がある環境に
住んでいれば当然そうなってしまうだろう。

ただ、昔よく通った(味を刷り込まれた)店というのは、
大体おばちゃんかおばあちゃんが一人でやってる小さな店で、
久しぶりに行ってみるとなくなっている、ということがよくある。
そしてそこから、「あの店のあの味」を求めてお好み焼行脚が始まるのだが、
幸いなことに私は近所に1、2軒旨い店を見つけることができたので、
毎週土曜日の昼にはせっせと通っているという訳だ。

この、「土曜日の昼」というのがお好み焼を食べるのに
最も正しい時間だと思う。なぜなら、これもやはり
子供の頃、土曜日は半ドンで学校が昼までだったので
親が共働きの鍵っ子達は小銭と卵(当時は家から持っていって
入れてもらうことができたのだ)を大事に抱えて、おばちゃんの
お好み焼屋へ走って行っていたからだ。

粉をといてクレープ状に丸く伸ばす。
キャベツともやし、豚肉とイカ天。
そば入りにするか、うどんにするか。
(私の最近のお気に入りはモチ入り)
お好みソースをかけて葱と白ゴマをトッピング、
最後に一味唐辛子をふりかけて、ヘラ(これも重要)で食らう。
うおお腹減ったー。
おっちゃんおばちゃん、明日も行くよー。

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2005年10月25日

見えないのは...?

もしも透明人間になれたら。誰でも1度は想像したことがあると思う。女湯を覗くとかレストランでただ食いとか試験問題を盗み見とかまああんまりろくなことは考えないと思うが、実際にはそんなに気楽なものではなさそうだ。って、実際に体験した訳ではもちろんないのだが、それくらいリアルに疑似体験させてくれる小説がこれだtoumei.bmp本の雑誌30周年記念号で30年間のベストワンに選ばれたりして話題になっていたので読まれた方も多いと思うが、これまで体が透明になるという事について想像する時に見落としていた重大な問題が実に細かく切実に描かれているのだ。ネタバレになるので詳しくは書かないが、ちょっと考えたら「そいういやこりゃ困るわな」と思い当たる事柄が次々と出てきて面白い。透明になったニックが、誰からも見えないが為に常に他の人間を必死で意識し続けなければならないという皮肉。他人から全く関心を持たれないというのは考えただけでしんどそうだ。まだ下巻を読み始めたばかりなのだが、とりあえず透明人間になった時のHOWTO本としてオススメしても良いと思う。

*画像のリンクの仕方がわからんかったため、何度もやり直し。普通の人生も結構大変。
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2005年10月11日

玉箒なれど

世の中の不条理を嘆いてみても連休明けでたまった目の前の仕事は減りませんよと
いうことで、改めて人生の厳しさをかみ締めつつ見上げるひとりぽっちの秋の空。

こんにちは、鉄です。みなさん、飲んでますか。

おいしいお酒は、本当に幸せな気分にしてくれます。
私は好き嫌いなく何でもイケるクチなので、喜びも人一倍です。シアワセ者です。

日曜日に会社の同僚とバーベキューをしたのですが、
海のすぐ近くの公園で波の音を聞きながら飲むビールはホントに旨かったです。
まあ、これは飲むといっても皆でワイワイ行楽がメインですが、
一人で飲む酒もまたいいもんです。
バーのカウンターで飲むスコッチ・ウィスキーもいいし、
自室で本を片手に芋焼酎のロックなんてのも大変よろしいでしょう。

何にせよ、願わくば旨い酒はおいしく飲みたいですな。
自分の酒量が未だ把握できず4回に1回は泥酔状態の私が言うのもナンですが、でもね、
たまたま隣に座った男二人連れ(30代後半か40代前半・ベロベロの一歩手前)に
仕事の愚痴だの誰かの悪口だの世間の馬鹿(と一方的に言い放つ)に対するご意見だの
酒がまずくなるようなくだらん会話を延々聞かされたんじゃあ
せっかくマスターに入れてもらったスプリングバンクも香りが失せるってもんです。

酔わない酒もつまらんでしょうが、酔うためだけに飲むんじゃあ切ない。
おいしいお酒を飲みましょうよ。



*蛇足ですが、この記事はおろちょんさんのブログに(を?)トラックバックさせて頂きました。
トラックバックの仕組みがいまだによくわからなくて、おまけにおろちょんさんのページにはトラクバックもコメントも載らなくてなんとなくくやしいのでここに書きました。コドモですみません。






posted by 鉄 at 14:28| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

WHY?

どうしても納得できないことや、理解に苦しむ人達がいる。

私も大人になって、少しは世間というものがわかってきた
つもりでいるのだがそれでも理不尽な事は数限りなくある。

なぜ、午前4時頃他人の家に無言電話をかけるのか。
なぜ、パキスタンからのテレビ中継はできても救助隊は来ないのか。
なぜ、当たらないからといって台を殴るのか。
なぜ、小さな子供を一人で歩かせるのか。
なぜ、パンツを見せて歩くのか。
なぜ、おいしいものは太るのか。

なぜだ。教えてくれ。




posted by 鉄 at 10:32| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2005年09月22日

暑さ寒さも

お彼岸ですな。

朝晩ずいぶん涼しくなったのを甘く見て
いち早く風邪を引いてしまった。

今回のは腹に来た。ものすごい勢いで急降下だ。ぐるぐる。
今日午後だけでも10〜12回は通った。きゅるきゅる。
終いには血便が。うが。

去年の春、大腸ポリープ切ってるしなあ。
今回のこれって、再発、かなあ。やだなあ。

こんな風に、この日記もだんだん
病気やら何やら年寄り臭い話題ばっかになっていくのか。
ううう情けない。

体が弱ると思考が暗いほうへ暗いほうへと向くのが
すごくよくわかる。

元気でいることは、本当に大切なんだと
しみじみ思った。
雲さん(浮浪雲)は、正しい。





posted by 鉄 at 22:10| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2005年09月21日

お口の恋人

空が高い。

こないだまで入道雲が暑苦しく繁殖していたのに
もう、秋の空だ。諸行無常。

巷では、運動会だの
行楽シーズンだの
番組改編スペシャル番組だのと
喧しくなっておりますが。

秋といえば、
チョコレートでしょ、これ。

先日観に行った「チャーリーとチョコレート工場」でも
ジョニー・デップより
ウンパ・ルンパより
とろけるチョコレートの映像にときめいた私。じゅる。

そういえば、キアヌ・リーブスの「雲の中で散歩」も
ストーリーより何よりキアヌが持ってるチョコレートの箱が
気になって仕方なかった。
「マイフェアレディ」でイライザが教授に半分こしてもらうチョコも
おいしそうだったなあ。

これからの季節、ウィスキーにも合うしなー。
寒いのが苦手な私の、ささやかな楽しみなのだ。













posted by 鉄 at 12:14| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2005年09月20日

北ちゃん、オソに会ってくれ。

本の雑誌10月号の特集記事は
「がんばれ翻訳ミステリー」。
え、翻訳ミステリーってそんなに売れてないの?と
意外な感じがしたのだが、どうも思わしくないらしい。

そう云われてみれば、私の友達にも翻訳モノは苦手という人が
けっこういる。登場人物の名前が覚えられないというのだ。
見慣れぬ名前が出てくる度に巻頭の人物紹介をめくっては確認する
というような面倒くさい作業を強いられるとあっては
敬遠するようになっても無理はないかとも思うが。しかしなあ。

なんとももったいない気がするのだ。
英会話スクールのCMじゃないけれど、最も手軽にできる
異文化コミュニケーション・ツールじゃないですか。
一度も飛行機に乗ったことがなくったって、
南の島のぬるい空気と甘い花の香りを感じることができる。
寒いところと高いところが苦手な人でも、
標高6,000メートルを超える山々に挑戦し続ける人達の熱い心に
思いを馳せることができる。
SFなんて異世界・異次元にも跳んでいけるんだぞ。

英語の原書を読むことができる人はいいけれど、
多分、ほんの一握りだろう。
その他の本好き達は(私も含めて)お気に入りの作家の本が
翻訳されて出版されるのを、お預けを食らった犬宜しく
よだれたらたらで待っているのだ。
出版業界もいろいろと大変みたいなんだけど、
どうか頑張って欲しい。

北ちゃん、たまには面倒くさくっても翻訳モノ読んでみ。
きっと読み終わったあとの感動はひとしお...と思うけどな。





posted by 鉄 at 10:28| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

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